何でこんなに感動するんですかね。

 ナゼか、何度みても泣けるんです。

 「王立宇宙軍 ~オネアミスの翼~」。

 コレまで、何度かメディアを変えて、買いなおしてきました。
 (新しいメディアが出る度に、必ずリリースされている)

 VHS⇒LD⇒LD(サウンドリニューアル版)⇒LD(ボックス)⇒DVD・HDDVD。

 自分はこの順番で買ってきました。

 映画の興行的には、大失敗をカマシタ作品であるにも関わらず、意外とファンが多いんですよねこの作品は・・・

 「神は細部に宿る」(だったかな?)
 こんな言葉があります。

 この作品は、到る所に「神」を見る事ができる稀有な作品です。
 テーマは、映画の興行が失敗した通り、非常に地味です。
 ホントに一青年がロケットに乗って宇宙に行くってだけの、地味な話ですが、この映画の凄いところは「全部手作り」と謂う所です。

 ストーリーもそうですが、この世界の生活・風習・文化・通貨・衣装・言語など全て、オリジナルの世界観の上に成り立っています。

 通貨にしても、ナゼあんな形をしているのかという設定がキチンと存在します。
 劇中の画も全部手書きです。

 現代のアニメのように、CGは使われていません。

 正に「神は細部に宿る」作品です。
 
 特に最後の打ち上げシーンは必見ですね。
 もう、言葉に出来ないほど美しいシーンです。

 ですが、残念ながら、この作品は鑑賞側を選ぶ作品です。
 ホント、地味ですから。
 でも、良さが分かれば、ハマリますよ。

 何かの機会でこの作品を観る機会がありましたら、是非、その世界観に浸ってみて下さい。

 出来れば、何度か見返してみて下されば、あの作品の良さが分かると思います。

 自分はDVD・HD-DVD版を買いましたが、ブルーレイ版もあります。
 次世代メディアで堪能できる環境がある人は、そちらをオススメしますね。
 (サウンドに関しては、LD版のサウンドリニューアル版の方が自分は好みですがね)
 

コメント

わしょー
わしょー
2008年10月27日22:50

出だしの『良いことなのか悪いことなのか・・・』って所から好きです(実は(表に出して無いので内密に(ごはん3杯は平気でイケます
ブルーレイ買おうかと店頭で悩んだのですが、スカルさんが書かれてたのであえて避けてしまいました。
生来の天邪鬼が色んなチャンスを邪魔してます。
その代わりに買った劇場版カウボーイビバップを堪能したいと思います。

スカル1−1
2008年10月29日2:32

 わしょー様
 おおおお、こちらにも御出ででしたかオネアミスファンの方。
 いいですよね、王立宇宙軍~オネアミスの翼~。

 確かブルーレイ版もHD-DVD版もDVD版がオマケ(?)で付いてます。
 アマゾンの書き込みを見ると「またいつものバンビジュ商法か?」とバッシングの嵐でしたが・・・値段も定価で10250円(だったかな?)なんだよね。

 でも、あの作品、単体でもまだ1万円の価値はあると思うんだけどね。
 オネアミスファンなら、あの作品の価値を十二分に分かっていると思うから、メディアを買い継いでいく人は単体で1万円でも高いと思わないと思うけどね。

 自分的には好都合でしたよ。
 だって、DVD版買わなかった人だから。
 
 結果から言いますと・・・
 オネアミスファンなら、絶対買った方がいいですよ。
 但し、最高の状態で鑑賞したいのなら、以下の環境が必須になります。
 壱・HDMI端子実装のモニターとブルーレイプレーヤー(HD-DVDプレーヤーでもOK)
 弐・ドルビーTRUEHDデコーダー装備のAVセンター(只のDTSデコーダーではNG)
 参・スピーカーは最低6.1CH環境(5.1では出力をカバーできないかも・・・ドルビーTRUEHDの推奨環境が6.1CHだったからなぁ)
 四・音声接続は当然「光」(でないと、ドルビーTRUEHDの意味がない)

 と、ベストな状態での視聴環境の敷居が、とても高い。

 そもそも、アニ旧作の焼き直しに、あんな高価な音声フォーマット組まなくてもよかったんじゃね?(あ、すいません、僕が悪かったです・・・ああ、物を投げないでぇ・・・)

 取り敢えず、自分は・・・
 映像⇒S端子
 音声⇒RCAアナログ接続
 のヘタレ接続で視聴しました。
 (箱○の接続がそんな環境なので)

 ヤッパ音声に関しては、フロントの2CHが死んでました。
 (音声出力がされてな~い(涙)せめて、光にしとけばかなり違ったろうに)
 でも、映像は凄いです。
 Sのアナログ接続にも関わらず、ハッキリクッキリ。
 DVD版より、映像が鮮明なのがホントに、ビックリしました。

 わしょーさんも如何ですか?
 機会がありましたら、是非どうぞ。

 (長文、失礼しました) 

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