お久しぶりです。

 ここ数年まったく更新していなかったのですが、たまたま気が向いたので、つれづれなるままに書いてみようかと思います。

 新年、明けましておめでとうございます。
 皆様に於かれましては、いかがお過ごしでしょうか?

 もう正月気分は抜けましたでしょうか?
 自分は、正月どころか、まだ気分は2006年です。
 「え?もう2007年?しかももう1週間終わっているし」
 軽く、時代に乗り遅れてみました。

 お年玉貰えましたか?
 初売り行きました?
 福袋買いました?
 初詣行きましたか?
 
 ・・・今さら聞くことじゃないっすね。

 自分は「元旦から仕事組」ですから、仕事してました。
 それも、前日の31日からです。
 正確には、31日の午前7時から。

 もうね「丸一日」仕事してました。
 元日の午前零時には、年越しソバ食べながら、PSPでリッジ2やってましたから。

 ホント「のんき」な年越しでしたよ。
 だって、元日の午前零時なんて、客なんか「一人も」来なかったし、こんな日に仕事している「フリ」してもしょうがないしネ。

 でもね、午前壱時を過ぎたあたりから、込みだすんですよねぇ・・・それも昼ピー並に。

 初詣の戻り客がドッと押し寄せるワケです。
 それもカゴ一杯に商品入れて、レジに並ぶんです。
 いつもなら、2人で捌く仕事を1人でこなさなければならんのです。

 もう、客が「鬼」か「悪魔」に見えちゃうんですよね。
 ソコに「弁当温めて」なんて言われようものなら、頭の血管が2、3本キレそうになるんですが、そこは堪えてオトナの対応をするんですが、ヒドイのは、レジにカゴを置いたまま店内をフラフラするヤツ。

 「ええかげんにさらせや、ボケェ」

 ・・・と思いつつ、ガンガン後回しにして、次の人に回します。

 商品持って戻ってきても、カゴ渡して最後尾に並ばせます。
 
 でも、深夜のこの時間を乗り切っちゃえば、後は「ヒマー」な夜勤です。
 ひたすら、PSPやっているかDVD観てます。
 
 ま、例年こんなカンジですね。
DVD 角川エンタテインメント 2007/01/01 ¥4,935 小松左京の大ベストセラー小説「日本沈没」を、強烈に皮肉った筒井康隆のパロディ小説「日本以外全部沈没」を、本家「日本沈没」のリメイク映画化に対抗し(あやかって?)、かの河崎実監督が完全映画化した作品。 西暦2011年。日本以外のすべての陸地が海に沈んでしまう。命からがら逃げおせた各国の難民たちは、狭い日本に押し寄せる…

 いや、初めから期待はしていなかったんです。

 ホントですよ、ホント〜に何も期待していなかったんですよ。

 でもね・・・・

 ハッキリいって「これはひどい」。

 お馬鹿ムービー全開でした。

 ある意味「期待通り」の仕上がりでした。
 つか、アメリカを始め、ロシアも中国も韓国もみ〜んな「やさしすぎ」。

 実際、あんなシュチュエーションになったら、日本政府なんか一気に転覆させられて、土地を巡って血みどろの戦いを繰り広げるハズですが・・・。

 でも、そんなだったら、そもそも作品自体がなりたたないか・・・

 きっとアレは「ウォーターワールド」の前章だったんだな。
 そうだ、きっとそうだ。
 (んなわけ、あるかい(怒))

 ま、あそこまで徹底的にやると逆に「笑える」かも・・・。
DVD ジェネオン エンタテインメント 2007/01/19 ¥7,140 潜水艇「わだつみ6500」のパイロットの小野寺は、同僚の結城とともに、深海調査に乗り出していた。そこでふたりは驚愕の事実を発見する。このままいくと海底プレートの沈降で、日本列島が海に沈んでしまうことがわかったのだ。日本の危機が目前だと、ふたりを指揮していた地球科学博士の田所はほかの科学者や日本政府にSOSを出す。しかし…

 劇場で観た感想は・・・

 正直34年前の方が面白かったです・・・ですが、こちらのリメイク版もこれはコレで面白かったです。

 DVDはまだ発売前ですが、とりあえず予約して代金も支払い済みなので、今は楽しみに待っています。

 今回のリメイク版は、どちらかと言うとヒューマンドラマですよね・・・自分としてはパニック映画としての「日本沈没」を期待していたので、ある意味「期待外れ」でした。

 第一作の方は、パニック色が強かったので作品全体にピリピリとした緊張感と恐怖感が漂っていましたが、今回は割りと「ほんわか」としていたのが、残念でなりません。
 それはきっと「愛」的な要素が加わったせいだと、勝手に思っていますが、どうでしょう?

 作品の構成も、初めから日本が沈没することが分かっている所から始まっているので「何が起こるか分からない」的な部分が要約されてしまっているし、東京壊滅のシーンも避難が大部分終わったあとなので、34年前のあの残酷に人が死んでいくシーンは無かったし・・・ただ、綺麗なCGで街を壊すだけだったので、全体的にかなり「嘘臭さ」が漂っていたのが残念でなりません。

 自分的には、もうR−18指定にしてしまって、第二次東京大震災のシーンは、数十万の人間が「焼かれ」「潰され」「轢かれ」「千切られ」「すり潰され」たりしてグチャグチャに死んでいくシーンを再現して欲しかったです・・・。

 それはやはり、初めは「何が起こるか分からない」ところからスタートしないと無理だったんですよね。

 もっと、パニックらしく、人間の本性を剥き出しにして、殺し合い、奪い合い、足の引っ張り合いをして欲しかったです。

 ま、それでも作品的にはそんな悪い出来ではなかったし、なにより「日本沈没」ですからね・・・個人的には出来の良い「デイアフタートゥモロー」ってな感じですね。

 DVDは買っても、損はしないクオリティですが、是非34年前の第一作も観て欲しい作品ではあります。
DVD 角川エンタテインメント 2007/01/12 ¥4,935 美大の建築科に通う竹本は、花本先生の親戚のはぐみに一目惚れをする。かわいい顔に似合わないダイナミックな絵を描くはぐみの天才ぶりは、竹本の先輩の森田の心も突き動かす。一方、陶芸科の山田は、建築科の真山に片思い。そして真山は、山田の気持ちに気づきつつも、バイト先のデザイン事務所の理花を一途に思っていた。 羽海野チ…

 実写版、この間観ました。

 実は原作はまだ読んでいません。
 深夜枠でやっていたアニメ版は全部みました。
 (「ようつべ」で)

 で、率直な感想ですが・・・・









 これ、別に「はちみつとクローバー」って言うタイトルにしなくっても良かったんじゃねーの?

 いやいやいや、誤解が無いように言っときますが、別に面白くないわけじゃないんですよ。

 ただ、冗長なだけ。

 初めに思った感想は全体的な「流れ」。

 すんごーく「のんびり」「ほんわか」なんですよね・・・なんかただの青春群像ドラマって感じ。
 「はちクロってこんなテンポの作品だったっけ?」

 あと、キャラのイメージが・・・

 「竹本」って、あんなに潔くてカッコ良かったっけ?
 「真山」は、もう初めから危ないヤツだし・・・。
 「森田センパイ」にいたっては、キャラがまったく違うし。
 一番、それっぽいのは「はぐみ」と「山田」かな・・・

 でも「山田」って、陶芸科だったよね・・・アニメの作中も焼き物ばかりやっていたのに、こちらの実写版ではほんのワンシーンだけでした。
 それで、ナゼか子供たちに「絵」を教えているし・・・確か山田って、絵があまり得意ではなかった気が・・・。

 んー・・・なんか、破ってはいけない壁をぶち破っていた作品でしたよ。

 あの、作品のペースとテンポについていける方なら、いいかもです。

 ほんとに「日常」ですから・・・。
DVD ポニーキャニオン 2006/12/20 ¥3,990 恋人の環菜との結婚に悩みを抱いている仙崎大輔。そんな折、鹿児島沖3キロで、乗員・乗客620名を乗せた大型フェリーが座礁。沈没まで4時間と言われる中、大輔は救助活動をするため、パニックとなった船の中へ。ところが爆発により、大輔はバディの吉岡、乗客らと船の中に閉じこめられ出口を絶たれる…。 2004年に映画でスタートし、05…

 海猿・海猿リミットオブラブ、併せて観ました。

 最近の邦画がんばっていますよね。

 スピード感・臨場感・緊迫感、どれをとってもこれまでの邦画にはない感じです。

 ヤッパリ、フジテレビ+ROBOTですよね。

 フジテレビ+ROBOTの組み合わせで、これまで失敗した作品てないんじゃないの?

 この臨場感とスピード感と構成ってアメリカの「ジェリーブラッカイマー」ぽいと思うのは、自分だけでしょうか?
 特に最後らへんで、友情にものいわせてみんなで助けに行く辺り・・・確かBADBOYS2をはじめとして、殆どのブラッカイマー作品ではやっていたよなぁ・・・。

 でも、あの分かりやすい演出で泣けちゃう辺り、自分もつくづくお約束な体質だなぁと思っちゃったりするわけです。

 「日本沈没」も、この組み合わせ(フジテレビ+ROBOT)でリメイクしてくれたら、もっと違う作品になっていただろうになぁ・・・。

 
 自分が日本のパニック映画で「これは面白い」と思うタイトルのウチの一つです。

 しかもこのBOXが新品で「50%OFF」のゴンドラにひっそりと並べられていました。

 そんなワケで「半額」の3000円ちょいでゲットした逸品です。

 このBOXのウリはなんつっても、音声がDTS仕様ということ。
 映像もDVD仕様で綺麗なのですが、あのパニックをDTSで観られるのは、正に至福の瞬間です。

 ヤッパこの時期の和製パニック映画は秀逸です。
 監督も「あの」深作欣二ですからね・・・。

 この作品をモロに観たのは小学校の頃でしたが、当時は凄い衝撃でした。
 コレだけの作品を作れる力を日本映画は持っていたのでしたね・・・現在のCGではなく、本物の手作り感があって、すんごいリアルでした。

 コレ、実は小松左京の原作も読んだのですが、小説も「凄いコト」になっていました。
 小説版には東京がゆっくりと死滅していく様が描かれていて、怖さ倍増でした。

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